軽トラは、さまざまな用途で使用されている優れた乗り物です。単体でも十分に機能性・審美性に優れている乗り物ですが、荷台部分にフレームを搭載し、幌を取り付けることで、より性能をアップさせることができます。

この記事では、軽トラに幌を取り付ける具体的なメリットと、実際に利用する際の注意点をシーンと併せて解説します。既に所持している軽トラの、さらに作業効率化を図りたいと考えている方は、最後までお読みいただけると幸いです。

軽トラの幌とは?

トラックの荷台にある金属製の枠組み、「幌骨」をカバーするパーツが、幌です。

主な役割は雨風や日光から荷物を守ることにあり、取り付け方によっては比較的自由にカスタマイズできるのが特徴となっています。中型車~大型車だけでなく軽トラなどの小型車でも取り入れられるため、自由度が高い点も魅力でしょう。

この幌は、ホームセンターやトラック販売店、オンラインショップ等で購入することが可能です。

軽トラに幌を設置するメリットは?

軽トラに幌を設置するだけで得られる利点もあります。以下では、軽トラをカスタマイズするメリットを詳しく解説します。

  • 荷物の積み下ろしが楽になる
  • 後付けで自由に取り付け・取り外しができる
  • 趣味嗜好に合わせて色・柄を選べる
  • 統一感が生まれて見栄えが良くなる

幌を取り付けることで、雨風や日光を防ぐことが可能です。これにより、荷物の積み下ろしが楽になります。悪天候の中でも作業が必要な農作業や荷物の出荷・搬入の際に役立つでしょう。

また、この幌は後付けで自由に取り付け・取り外しできる点もメリットです。一度設置したら取り外すことができないという事はないので、使用する場面に合わせて組み替えることができます。

デザインにおいても、シンプルなものからデザイン性の高いものまで、多種多様なものが用意されています。所有者の趣味嗜好に合わせて色や柄を選べるほか、車体全体に統一感が生まれるため、見栄えをよくすることも可能です。

軽トラに幌を設置する際の注意点

さまざまなメリットがある一方で、注意しなければならない点も存在します。幌をカスタマイズする際には、以下のことに注意してください。

  • 完全に雨風や日光を防げるわけではない
  • 強風でめくれ上がる可能性がある

幌は、完全に雨風や日光を防げるわけではありません。状況によっては荷台に水滴や日差しの侵入を許してしまうことがあります。

また、稀に走行中に強風でめくれ上がる可能性も。丁寧に設置すれば問題はないですが、天候が悪い際には注意した方が良いでしょう。

ただし、どちらも工夫次第で十分にカバーすることは可能です。もし不安な場合には、専門店に依頼して、しっかりと設置してもらうのが良いでしょう。

幌カスタマイズをした軽トラの利用シーン

幌カスタマイズを施した軽トラを利用するシーンは、以下のような場面が想定されます。

  • 機械製品などの運搬
  • 農作物などの輸送
  • 部屋として代用

トラックの荷台にカバーを張れば、機械製品などの運搬、農作物などの輸送に便利です。雨風や日光に当たる可能性を下げられるため、錆びたり腐ったりするのを避けられるでしょう。

場合によってはテント部分を部屋として代用できるので、キャンプで寝泊まりするスペースにするのも良いかもしれません。テント内は大人1人が寝転がれるくらいの空間があり、寝床としても十分です。車中泊を前提とした旅にもぴったりで、幅広い用途で使用できます。

幌付きの軽トラにカスタムする場合は、専門的にパーツを取り扱っている店舗を探してみると良いでしょう。

まとめ

軽トラの幌は、荷台部分を雨風や日光から守ってくれるパーツです。張るだけで簡単に設置できるため、トラックの利便性をアップさせたいと考えている人はぜひ導入をおすすめします。

専門店やホームセンターなどで手軽に購入できるため、興味のある方はぜひお試しください。